口腔撮影のポイント
歯科臨床撮影時における最適な被写界深度とは
被写界深度とはピントの合う範囲(奥行き)のことです。 被写界深度は焦点距離(レンズ鏡筒の倍率)や絞り値の相対関係で変わります。 (焦点短/絞り値大>焦点長/絞り値小) これに拡大率と撮影距離が複雑に関連してくるため、市販されている一般的な組み合わせでは煩雑な設定を行う必要があり、理想的な臨床画像を得ることが困難です。
被写界深度の深い画像(F25) | 被写界深度の浅い画像(F7.1) |
弊社歯科仕様全機種では
全機種共に、煩雑な操作をせずに被写界深度の深い画像を撮影することができます。また、画素数や被写界深度以前に、大きいサイズのCCDに多数のレンズ枚数(15枚〜18枚)で構成されている大口径高解像レンズを装着できる一眼レフと、小さいCCDに少数のレンズ枚数(5枚〜11枚)で構成されている小口径レンズでは撮影画質に大きな違いが生じます。